皮膚外科
皮膚外科
皮膚科には傷やできものなどでお困りの方が多くいらっしゃいます。これらの疾患は外用や内服で治らない場合も多数あり、外科処置が必要となります。院長は大学病院で長年、皮膚外科を担当し、多数の症例を治療してきました。お痛みにも配慮して治療にあたります。傷やできものでお困りでしたら、何でもお気軽にご相談ください。
日常生活において、皮膚に傷を負うことは少なくありません。傷にも、切り傷、擦り傷、刺し傷、咬み傷などが色々あります。創傷は、出血、腫れ、痛みなど様々な症状を起こすことがあるので、適切な処置が必要です。
傷の洗浄:創傷の治療には、洗浄が欠かせません。洗浄により傷口の汚れや細菌を除去し、傷口を清潔な状態に保ち、細菌が入らないようにします。
傷の確認・処置:洗浄後は傷を確認し、傷の大きさや深さに応じて、適切な処置を行います。浅い傷の場合は抗菌薬外用、ガーゼ保護などを行います。深い傷の場合は、局所麻酔をした後、縫合を行います。
陥入爪は、爪の端が周囲の皮膚に食い込んで炎症を起こしている状態です。一方、巻き爪(弯曲爪)は、爪の端が内側に巻いている爪の変形です。悪化すると痛みや腫れを生じ、さらに、皮膚にできたキズが感染を起こし、化膿したり、不良肉芽ができたりします。
メラノサイト系細胞である母斑細胞の増殖することによってほくろになります。当院では手術またはCO2レーザーによる治療を行っております。
診察のうえ、ベストな治療法をご提案させていただきます。
20代から出現し、80代になるとほぼ全員の方にみられます。加齢によって生じる褐色~黒褐色のいぼで、しみから盛り上がってくることが多く、かゆみを伴う場合もあります。
液体窒素やCO2レーザー、手術
小児の頃から顔面、首、腕にできる皮膚の下のできものです。通常は肌色から青白いことが多く、押すと少し痛みがあることもあります。
手術による摘出
脂腺が増えて盛り上がってくるもので、加齢によって、黄白色の盛り上がりが複数、顔面に発生します。
CO2レーザーによる蒸散ですが、深い病変が多く、注意が必要です。
エクリン汗腺が増殖することによって、1~3mmくらいの小さなぶつぶつが目の周りに多発します。女性に多く、思春期以降に目立ってきます。
CO2レーザーによる蒸散ですが、深い病変が多く、注意が必要です。
顔面、胸、背中、鼠径部、臀部などによくできる盛り上がった皮膚の下のできものです。肌色~うっすら青色で、中心に黒点があることが多く、中身は臭い垢のたまりです。細菌感染を起こすと、赤く腫れ、膿が出て、痛みも伴います。
顔面によくできる、1~2mmの白い小さな粒で、中身は角質の塊です。
注射針による摘除、CO2レーザーによる蒸散
膠原線維が増生したもので、首や脇に小さなできものが多発するとアクロコルドンまたはスキンタグ、からだに単発するやや大きなものを軟性線維腫と呼びます。
液体窒素、CO2レーザー、または手術
数や大きさによりますので、診察のうえ、ベストな治療法をご提案させていただきます。
成熟脂肪細胞の塊で、全身のどこにでもできる1~10cm位の柔らかい皮膚の下のできものです。かなり大きくなることもあるので、手術による摘出希望の場合は、早期治療がおすすめです。
手術による摘出
皮膚の悪性腫瘍です。院長は皮膚がんに対する手術、化学療法を多数経験し、2021年に皮膚悪性腫瘍指導専門医を取得しました。
紫外線などによって加齢に伴って顔面の正中部に黒いできものができます。転移はまれです。
紫外線によって加齢に伴って顔面や手背に赤みやざらざら、角のようなものができます。進行すると有棘細胞がんになります。
紫外線やヒトパピローマウイルスなどが原因となり、加齢に伴って紅褐色から黒褐色のできものができます。進行すると有棘細胞がんになります。
加齢に伴って、外陰部、肛門、時に脇やへそに、紅色~白色の病変が広がる。見た目が湿疹と似て、まぎらわしい皮膚がんです。
メラノサイトのがんです。日本人の半数は手足と爪にできますが、手足以外の様々な部位に発症します。多くは黒褐色の病変です。
皮膚がんの種類、大きさ、深さによっては当院で治療ができます。早期発見・早期治療がとても大切です。心配な皮膚のできものがありましたら、何でもお気軽にご相談ください。